校長あいさつ


 本校は、明治6年9月、桐生小学校第四分教場として創立され、今年度148年目を迎える伝統ある小学校です。裏手には足利に続く山並み、西側の桐生川、東側の黒川の清らかな流れと自然に恵まれ、郷土の「菱町かるた」にうたわれる数々の文化財が点在する、環境に恵まれた学校です。
 明治36年本校が現在地に移転した際、校庭南側外周に植えられたアカマツの一種「多行松」は、根元より枝分かれしている珍しい品種で、菱っ子とともに歩み続けた歴史の証であり、「菱町かるた」にも、「多行松 児童とともに 百余年」とうたわれ、菱小学校のみならず、菱町のシンボルとして、大切に守り育てられています。

 また、本校には平成23年度より、通級指導教室(言語・難聴及び情緒)が設置されており、ことばやきこえ、情緒などに困り感のある市内の児童を対象に指導を行っています。

 令和3年度は、新入生27名を迎え、全校児童175名、各学年単学級の7学級で元気にスタートしました。
「豊かな心と確かな学力をもち、互いに学び合い、がんばり抜く児童の育成」を教育目標に掲げ、「心ゆたかな子」「考える子」「がんばり抜く子」「菱町を愛する子」の育成に向かって、一人一人の子どもたちが、菱小学校の児童であることを誇りに思い、学年や学級の垣根を越えてみな仲良く、毎日楽しく学校に通ってこられるよう、「明日も来たくなる笑顔あふれる菱小学校」を目指し、教職員一同、心と力を合わせて、取り組んでいきます。
教育活動推進にあたっては、保護者や地域の方々にご理解・御協力をいただきながら、菱町の豊かな自然や文化財、人材等の恵まれた教育資源を最大限に活用し、菱小学校ならではの特色ある教育活動をさらに充実させていきたいと考えています。
残念ながら今年度も、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況でありますが、基本的な感染防止対策を徹底しながら、その時々の感染状況に応じた工夫をして、できる限り子どもたちの成長にとって必要な教育活動を推進していきたいと考えています。
今年度も菱小学校の子どもたちのために、力強いお力添えをいただきますよう、お願いいたします。

                         令和3年4月
                                桐生市立菱小学校 校長 前原 通宏